第13章 『見つけた手掛かり』
カカシ「で、話って?」
・・大体想像できるけどな
天姫「先生…術について話します。」
私はそう言い、術についての説明、そしてその術を誰が発動させたのかを話した。
カカシ「そうか。まあ、起きてしまったことはどうすることもできないんだし、そう気を病むなよ?
それより帰る方法はわかるか?」
私はその質問に壁外調査の際に見つけた物を渡した。
カカシ「これは…!!
…そうか、だからか」
・・何かを隠してる事は分かっていたが…これはあの場で言えないな
天姫「先生にお願いがあります。その手紙の内容と帰りの術については皆に…、特にナルトには言わないで下さい」
カカシ「お前…いいのか?あの事も話して無いだろう」
天姫「構わないです。私はこれで後悔はありません。
それとこの件は私からエルヴィンさんに言ってもいいですか?」
カカシ「ああ、だがその場に俺もいる」
天姫「わかりました。お願いします」
私はそう言うと部屋から出て行った。
私が出て行った後カカシ先生はもう一度手紙に目を通していた。
カカシ(天姫のやつ…なんでお前ばかりを犠牲にすることになるんだ…!
あの任務 だってお前がやることはなかったんだ…)
1人手紙を額に押し付け思い悩んだ。