第12章 『森の中で』
リヴァイ「っ!!」
・・しまった
天姫「足を痛めたんですか」
・・・こんなとこで足の怪我はヤバイね
ミカサ「…私のせい。」
・・私の行動が…。
でも、エレンは助ける。なんとしても…!
天姫「動けるんですか?」
リヴァイ「ああ。
それより、ミカサ。エレンはどうした」
ミカサ「あいつの口の中。私はエレンを助ける」
天姫「口の中?エレンはまだ生きてるの?」
ミカサ「生きてる。」
天姫「なら助けよう」
・・・エレンは今回の作戦の要のはず。生きてる可能性があるなら助けよう。それに上手く女型の巨人を捕らえるか駆逐できればエルヴィンさんに恩を売れるよね。
リヴァイ「生きてる可能性はあるんだな」
それにミカサはしっかりと頷いた。
私達はリヴァイさんの作戦でエレンを奪還することだけに集中することになった。
作戦はこうだ。
先ずミカサが足の腱を切り動きを封じる。
次にリヴァイさんが顎の筋を切り口を閉じれなくする。
最後に私が口の中からエレンを救出したら完了だ。
天姫「わかりました」
・・・口から引っ張り出せばいいんですね
私達はその作戦を成功させるために急ぎ、女型の巨人を追いかけた。
立体起動を使えなくなるから、森から出る前にエレンを取り戻さなくてはいけない。
私は目で女型の巨人を捕らえてからスピードを上げた。
天姫「先に足止めしておきます!!
直ぐに追いついてください!!」
私はそれだけ言って向かって行った。
リヴァイ「待てっ!! ちっ!!」