第11章 壁外調査
リヴァイ「おい、天姫。
本隊まで行くぞ。」
天姫「了解です」
・・・ここ、私達がこの世界に落ちた場所の辺りだ。今は探せないから分身を変幻させて残しとこう。
そう指示を出したらヒラリと自らホウ助の背にリヴァイさんは飛び乗った。
そして私は気づかれないように印を組み分身を石に変幻させて残し、リヴァイさんに続いた。
先頭はハンジさんが馬で誘導してくれているのでそれに続いていった。
しばらく進むと森に入って行こうとするところだった。
リヴァイ「ちっ、馬がねぇから追えねえぞ」
・・ここから立体起動で向かへば確実にガスがもだねぇ
天姫「馬か、ならナルト達をここまで早くくるように呼べばいいんですね?
馬と向かって来てると思いますし」
リヴァイ「できるのか?」
・・なら馬が来るまで進むか?
天姫「やれます。
ちょっと耳塞いでて下さい。鼓膜やぶれちゃいますよ?」
私はそういいホウ助の耳にも耳栓を付けてやった。
リヴァイ「あ?お前どうする気だ?」
天姫「呼ぶだけです。大声で」
私はそう言うと術の印を組み喉に手を当てた
そして、
天姫「ナルトォォォ!!!!
森の入り口まで来い!!!!」
私の声で辺りの空気がビリビリと震えたのがわかった。
そして、私はそう声を張った後に耳に手を当てて周りに耳を澄ませた。
天姫「ん、場所わかった。
もうすぐそこまで来てますね。私の声も聞こえたみたいです。こっちに真っ直ぐ来てます。」
私の声で頭がガンガンしてるのか耳に手を当て、眉間のシワをいつもの3倍以上に深くしたリヴァイさんが「今のはなんだ」と有無を言わさぬ物腰で問いかけてきた。