第11章 壁外調査
リヴァイ「俺たちも行くぞ」
そう言って馬の方向を変えるリヴァイさんに「待ってください!」と引き止めた。
リヴァイ「なんだ。時間はねぇぞ」
・・何を考えてやがる
天姫「馬で走ったんじゃ遅い。私とナルトが忍術で全員を運んだ方が早いです。」
私はそう言い、緊急時ということにして「待て」という制止の言葉を無視して口寄せの術をつかった。
天姫「口寄せの術!」
・・・おいでホウ助!
親指の皮を噛み切り、地面に手を押し当てたのと同時にドロンっと白い煙を上げて巨大な梟を呼び出した。
リヴァイ「っ!?」
・・こいつ
ダンク「なんだこれわ!」
天姫「ホウ助!よかった呼び出せて。
この子はホウ助といって私の相棒です。危険はありません。
この子に乗って向かえば馬より遥かに早いです。」
私はホウ助を撫でながらそういった。
リヴァイ「これに乗れだと?」
・・ふざけてんのか?……そうは見えないが
ホウ助『天姫。俺にこいつらを乗せるのか?馬は無理だぞ』
リヴァイ「!?!?」
・・話せるのか!?
天姫「わかってる。
リヴァイさん、馬達は口笛で呼び寄せれるから別で来るようにしても大丈夫ですよね?」
リヴァイ「ああ。
おい、葛之葉。こいつに全員のるのか?」
・・ちっ、今は言及するときじゃねぇ。
こっちの方が早いのは事実だろう。今は使えるもんは使う。