第11章 壁外調査
リヴァイ「お前ら遅せぇぞ。」
天姫「すみません、エルヴィンさんのところで最終確認を受けていました」
リヴァイ「そうか。
そろそろ出発だお前ら準備はいいな」
天姫「もちろん」
ナルト「ああ」
そう会話していると馬の足音がこちらに向かっているのに気づき、そっちに首を回すとオルオさんがこっちに向かってきた。
オルオ「お前ら壁外を舐めるんじゃねえぞ!」
そして唐突にこう言われた。
心なしかリヴァイさんの口調に似ているようなきもする。
天姫「もちろんですよ」
オルオ「本当巨人と戦がえ“っ…!!」
オルオさんが大声でそんなことを言っていたら後ろからやって来ていたペトラさんに叩かれて舌を思いっきり噛んでしまった。
天姫「!?え!?
出血してますよ!!舌、大丈夫ですか…?」
ナルト「いきなり来て何やってるんだってばよ!」
私達は唐突にやって来て、舌を思いっきり噛んだオルオさんに驚かされたが、当の本人はその痛みに悶絶して動けないようだ。
ペトラ「オルオ!あんた何やってるの?!
この子達を今怖がらせてどうするのよ。それにこの子達を壁外出会った時に巨人を倒していたでしょ」
考えて行動しなさいよ、とペトラさんは舌を噛んで動けないオルオさんに追い打ちをかけた。
天姫「あの、舌…大丈夫ですか?治療します?」
オルオ「お前の力なんか借りねえ……」
弱々しい声だったがオルオさんははっきりとそう言ったが直ぐにリヴァイさんに「受けとけ」と言われ大人しく私の治療を受けてくれた。
私は口内の痛み止めの薬をわたしてそれを舐めるように言った。
私がわたしたのは飴のような薬なので舐めて口内の傷に届かせなければならない。
天姫「噛まないで下さいね。効果半減しちゃうんで」
そう言うと、疑うような目を向けつつもリヴァイさんの言ったことに従う方を優先したようでパクリと薬を口に放り込みモゴモゴと飴を舐めてくれた。
オルオ「礼なんて言わねぇからな」
・・これ美味いな
こんなことをしてたらエルヴィンさんによる演説ぎ始まり、徐々に兵士達の士気が高まって行くのがわかった。
そしてエルヴィンさんの開門の合図と共に大きな門が開け、私達は外へと走り出した。