第11章 壁外調査
エルヴィン「カカシ、君は私と共に行動してくれ。
そして、天姫とナルトはリヴァイと共に索敵陣形の最後列に位置してくれ。」
今、私達はエルヴィンさんから最終の配置チェックを受けているところだ。3人同じ位置に居たかったがなかなかそうもいかない。
ここからは自分の判断と力を信じて行動する必要がある。
カカシ「ああ、わかってるよ。」
天姫「了解してます。」
ナルト「わかってるってばよ!」
3人共その事には行くことが決定した段階で了承していたので何も問題はない。
3人共実力なら上忍レベルだ。
それに少し離されたぐらいじゃ何の問題もない。術で連絡を取ればいいだけだ。
3人が頷いたことを確認し私たちにそれぞれの場所へ行くように指示をだし、本人は兵団を鼓舞するべく前へに向かっていった。
天姫「それじゃあカカシ先生、私達は後ろにいますね」
カカシ「ああ、そこは陣形の中でも危険な場所だ。後ろに意識を飛ばすのを忘れるなよ」
天姫「そんなことわかってますよw
ナルトじゃあるまいしー」
ナルト「俺だってわかってるってばよ!!
そんなことぐらい!」
天姫「本当ー?」
ナルト「当たり前だってばよ!
天姫こそ大丈夫なのかよ」
天姫「私は大丈夫だよ」
言い合いながらカカシ先生に「それじゃあ!」と2人揃って言い、私達は持ち場へと向かった。
もちろんこんな事をナルトに言っているが心では真逆のことしか思っていない。
私がナルトに対して持つ感情は
…愛情に限りなく近い…「信頼」だ。