第10章 活動開始!
そしてついに私はゆっくりと言葉を紡いでいった。
天姫「少し昔話になるんですが私は忍術学校であるアカデミーというところで忍術を学びながらも暗部という里の中でも裏組織の様なものに所属していたんです。
アカデミーには私は同い年の子に比べると少し遅く入学しました。ですが実力を認めてもらい割と早くに卒業を許されたんです。
その時に同級生となったのが今の3人です。」
リヴァイ「ナルト、サスケ、サクラのことだな」
私はコクリと頷いた。
天姫「その通りです。
では本題の方に入りましょう」
リヴァイさんに「さっきのは関係ないのか」と若干睨まれたが「前振りですw」と笑いながら答えた。
そして真顔で話を戻し、私は真実を切り出した。
天姫「私が殺したのは“仲間”というか自分の一族、全員です。」
過去の情景を鮮明に思い浮かべながらそう言った。
リヴァイ「家族、だと?
お前、一体なにしたんだ」
天姫「私が行ったのは飽くまでも任務ですよ。
ただ、一族の不祥事を同じ一族の者が始末しただけ…。
勿論、理由はあります。
ただの言い訳に聞こえてしまうかもしれませんが…。」
私は自分が無意識のうちに緊張していることを感じてリヴァイさんに気づかれないように小さく深呼吸をした。