第10章 活動開始!
天姫「失礼します…ん?カカシ先生?」
私は目だけでカカシ先生に「何かあったんですか?」と問いかけた。しかし先生も知らないようで首を横に小さく動かしただけだった。
すると扉が開かれ次にハンジさんが入ってきた。
ハンジ「お!みんな早いね!もう揃ってるなんて!」
リヴァイ「おい エルヴィンそろそろはじめろ」
エルヴィン「ああ、そうだな。
君たち2人をここに呼んだのは今から2週間後に壁外遠征を決行することになったからだ。」
そこでエルヴィンさんは1度話を区切り私たちの目をゆっくり見回した。
エルヴィン「そこでだ、君たちにも同行してほしい。君たちの能力は壁外では大きな戦力になるだろう」
・・彼らがいれば今までより大きな成果をだせるだろう。それだけの戦力だ
カカシ「かまわない、が条件はなんなんだい?
あるんだろ?」
・・俺たちの思惑どうりには進まないだろう。
それに、憲兵辺りから何か言われているはずだ。
エルヴィン「ああ、察しが良くて助かるよ。
一つ目は、君たちを全員連れて行くことは出来ないということだ。
二つ目は、一列索敵の何れか最後尾であるリヴァイ班の側。
これはどちらも巨人との遭遇率が高い危険な位置だ。
そして三つ目は、君たちの分の物資や立体起動装置を手配できない。
食料はこちらでなんとかするが装置やその他の物は回すことが出来ないだろう。」
エルヴィンさんは苦虫を噛み潰したかのような顔をしている。
それに反してカカシ先生と私はそれだけか?と言った感じでそこまで問題視していない。
カカシ「巨人との遭遇率は大丈夫だろう。食料もこちらでどうにかしよう。
その代わりに俺たち全員を同行させて欲しいんだが?」
と、カカシ班全員が同行できないかと交渉にでた。