第8章 訓練開始!!
天姫「すいません、ちょっと術の欠点見つけられてて話してました。」
リヴァイに欠点とはなんだ?と聞かれたので私が術に専念しなくても起動させるために一定の動作をランダムで繰り返すように巨人の幻覚には命令しているのだと教えた。
天姫「分かりにくくしていたつもりでしたが、まだまだだったみたいです」
アハハと笑って誤魔化した。
でも、ここまで言われてしまったらやり返さずにはいられないので私は巨人に課してた命令式を解いて全て自分でコントロールする方に切り替えた。
ナルト「え?ちょ天姫、巨人の気配が変わったってばよ!?」
サクラ「まさか、あなた手動に切り替えたの…!」
私は印を組んだ手をそのままにニコリと笑みを浮かべて頷いた。
ナルト「先生があんな事言うからだってばよ!」
カカシ「いやいやいや、俺は悪くないでしょうよ。
…。
ちょ、天姫ちゃん?」
静かに黙っていたがここで私は口を開いた。
天姫「ふふ、今なら死んでも死なないから潔く食われろ」
私は一気に印を組み直していった。
すると物凄い足音が迫って来た。
ハンジ「うわー!!物凄い量の巨人が来た!!」
リヴァイ「ちっ、多いな」
2人は臨戦態勢をとったが全ての巨人は2人を素通りしてナルト達に向かっていった。
天姫「私がコントロールしてるんだから行動にパターンはもうないよ?
ほら、早く殺らないと殺られるよ?」
余裕で30体以上いるであろう大小様々な巨人を仕向けた。
私がコントロールしているので巨人同士が意思を持ったかのように連繋を取って攻撃していく。
一体が掴みかかり、それをよけた所をハタキにいったりなど通常ではあり得ない攻撃を繰り出して行く。