第2章 ここは、壁の外
ーカカシ班サイドー
天姫「もう!こいつらの足を動けなくしようよ!!」
・・・数ばっかり増えるよ!!
ナルト「そうだな!これ以上逃げても周りのが増えるだけだってばよ!!」
カカシ「よし、足を狙え!無茶はするな!」
皆「「了解!!」」
私たちは足の筋、アキレス腱の辺りを集中的に狙っていった。
しかし、傷が塞がったやつからどんどん回復して向かってくるので切りがない。
ナルト「ここは術でぶっ飛ばしたほうが早いってばよ!!」
天姫「それ賛成ー!」
サスケ「行くぞ!」
ナルト「任せろってばよ!」
私、ナルト、サスケでそれぞれの術を発動させた。
サスケ「千鳥!!」
ナルト「螺旋丸!!」
天姫「水遁、水龍弾の術!!」
巨人達の身体を次々に粉砕していった。
すると、粉々になった巨人は水蒸気を上げて残骸もろとも消えてなくなった。
天姫「粉々にしたら水蒸気になるみたいだね!これなら倒せる!!」
・・・若干面倒だけど!それよりこの生物、面白いな〜こんな変わった生態の生き物見たことない!!研究意欲がわく!!
サスケ「おい、天姫お前なに目をキラキラさしてんだよ」
・・こいつ、興味持ちやがったな…
カカシ「ちょっと君たち、まだ居るんだから油断しないの」
・・あーあ、天姫の変な癖出そうだなぁ
その通りで私たちが倒しても倒してもこいつらは湧いてきている。
天姫「せんせーい!何体か生け捕りにしてもいい?てかする!!」
・・・解剖してみたいな〜でも分解し過ぎたら水蒸気になるからな…何処かにツボみたいなのがあるのかな?
カカシ「ちょっ!天姫!あーあいっちゃったよー」
サクラ「スイッチ入っちゃってますね。」
・・さすが葛之葉一族。血は争えないんだね…きっと!
私は先生の声をスルーしてあいつらに向かって行った。
そして水牢の術で5Mほどのやつを捕らえた。
ブワァァァ!!
天姫「謎の生物ゲットだぜ!!」
ゲットしたのは良かったが他にも沢山いるので逃げ回っていた。
すると少し離れたところから馬の足音が聞こえてきた。