第2章 ここは、壁の外
ー調査兵団 サイドー
私たち以外にこの荒地にいる者たちが居た。
リヴァイ「おい、エルヴィン。あそこに巨人共が集まってるぞ。」
エルヴィン「そうだな。あそこを避けて通るべきだな。」
ハンジ「ちょ、ちょっと待って!!あそこの巨人たち動きが変だし何かを追いかけてるみたいだよ!!
巨人が興味を示すのは人間だけのはずだ!」
エルヴィン「それは、あそこに人がいるかもしれないということか?」
・・しかし、壁の外にいる人間など居ないはずだ…確かめる価値はあるな。
ハンジ「そうとも考えられるし、人間以外に興味を持てるものがあるのかもしれない!!」
ハンジは今にも駆け出しかねないぐらいに興奮していた。
エルヴィン「しかし、全員で見に行く訳にも行かんな。リヴァイ、行って来てくれるか?」
ハンジ「私も行くよ!!あんな巨人達初めてみるしね!!!」
リヴァイ「…エルヴィン、お前に従おう。だが、クソメガネの面倒は見ねぇぞ。」
ハンジ「えー!ま、いいよ!!」
エルヴィン「なら早速行って来てくれ。」
その指示に従い巨人達の方に向かうためにそちらを向くと…
リヴァイ「おい、彼奴らこっちに向かって来るぞ!」
エルヴィン「総員戦闘準備!!荷台を守りながら大樹の森まで走れ!!」
ハンジ「うわぁぁ!!いっぱいだぁ!!」
ハンジのみ目を輝かしていた
リヴァイ「おい!あそこに人影があるぞ!」
巨人たちの前に5つの人影があった