第8章 訓練開始!!
レベル5のエリアに到着するとリヴァイさんとハンジさんはシュパシュパッとアンカーを飛ばして木に飛び移っていった。
私もそれに続いてひとっ飛びしてから木の幹を蹴って同じ高さまで登った。
天姫「エルヴィンさんは立体起動に移らないんですか?」
・・・団長が立体起動してるとこちょっと見たかったんだけど
エルヴィン「いや、私はこのまま馬で移動するよ。」
私は「わかりました。」と言ってその場で別れて行動しようと3人で移動しようとしたらエルヴィンさんに「待ってくれ」と引き止められた。
天姫「なにかありましたか?」
エルヴィン「もし、ミケという兵士を見たら私の所に来て他の兵士達の記録を付けるのを手伝うように言って欲しい」
天姫「どんな人ですか?名前と顔がほとんど一致しないんで探せないんですが…」
どうしようかな〜と考えているとハンジさんが「ミケのことは私達がわかるから見つけたら天姫に教えるよ!」と言ってくれたのでそうすることにした。
天姫「じゃあ、エルヴィンさんが直接見つけた時用にこれ渡しておきます。
この札を貼ったらその人も巨人からの攻撃が一切向けられなくなるんで」
私は木から一旦降りてエルヴィンさんに一枚の札を渡した。
そして、私達とエルヴィンさんはここで別れることとなった。