第7章 巨人と訓練
カカシ「…天姫のやつ、こんな忍術をいつの間にここまで広範囲にコントロール出来るようになったんだ」
・・ホントこの子はこういう突飛なことする時俺たちのギリギリのレベルを見切ってくるな。
この観察眼はやはり研究者としての目か…
それぞれがそんな事を思っているなんて知ることのできない私はウキウキと話を進める。
そしてカカシ先生の質問にまさかの暴露をした。
天姫「そんなの修行したに決まってるじゃないですかー!
何気に天狐の神通力も身についていますよ?
まだ完璧じゃないから言わないでおこうかなと思ってたんですけどw」
カカシ「w じゃないでしょーが; そういう大事なことは言ってくれ!頼むから!
天狐の力が使えるならナルトとのコンビネーションも今より格段に上げれるということだな?」
・・こういう完璧主義で秘密主義なところは困りものだな。
天姫「まーそうです。一応って感じだけど」
ナルト「天姫とのコンビネーションやってみたいってばよ!!」
天姫「いいよ!」
カカシ「まてまてまて!!今はダメだぞ!!
あくまでも俺たちは俺たちの世界に戻ることが最重要目的だ、協力すると言ってもそれは利害の一致であるだけだから力を晒す必要はない」
ナルト「えぇぇぇ!いいじゃねぇかってばよ!」
カカシ「駄々を捏ねない!」
天姫「ナルトーカカシ先生にこう言われたらダメだわ。また今度にしよ!
それにそろそろ皆さんお待ちかねだし」
私はレベル毎に別れた人達を見てエルヴィンさん達の方に駆け寄った。