第7章 巨人と訓練
さて、これで見本は終わりだ。
兵士たちの反応を見て見るとまだ不安に思っている者もいるようだが、上官の姿を見てやって見たそうにしている者もいた。
だが、やってみないとどうしようも無いという事で、その場でそれぞれの班の班長が班員達がどのレベルなら対応できるかをザッと判断してもらい個々人の実力に合うレベルで訓練してもらう。とエルヴィンさんが言った。
そして数10分後、それぞれのレベルに分かれて位置についてもらった。
調査兵団だけあった新兵以外の兵士達はほとんど3以上に配属されていた。
そのなかでもリヴァイ班の人達は全員レベル5に配属されていた。
私はレベル5にいる人数を確認する為に一人一人見ているとその中になんとミカサとエレンが混じっていた。
横にエレンの班長とおぼしき人が「やめとけ!」と忠告に来ているがエレンは頑なに移動しようとしないで今では木にしがみ付いていた。
ちなみにミカサは普通に紛れている。
私はミカサの戦闘を見たことが無いけど周りの感じからかなり実力があるようだ。
天姫「準備できた見たいですね!こちらも訓練場に巨人の配備とそれぞれのレベルを分ける仕切り用に黄色い光の格子を各レベルを記載して張り巡らせています。
まあ、この格子は張っているといっても見た目だけなんでとうり抜け自由です。なので気付いたら他のレベルに入ってたなんてことにならないように注意してください。」
エルヴィン「各自周りの動きにも気を張り巡らせ巨人を討伐してくれ。」
「「「はっ!」」」
兵士達は拳を心臓に押し当てこの世界特有の敬礼をした。