• テキストサイズ

〜Mint Candy Story〜

第6章 -マイ-(青峰大輝)★


-青峰side-


ん〜なんだよ…誰だよ…
せっかく気持ち良く寝てたのに…



「ふあ〜〜〜っ」


大きくあくびをすると、
マイちゃんの写真集が落ちたのに…



「うわぁっ⁉︎マイちゃん⁈」



マイちゃんの写真集が落ちたのに…‼︎



写真集と同じ光景が広がっていた。



オレの1番お気に入りのページ。


部屋着姿のマイちゃんが、
優しく微笑んで、
まるでオレを
起こしにきたようなページ。



胸元のファスナーが開いていて、
そこから見える谷間がなんとも…



って、ちげぇ‼︎写真集じゃねぇ⁈



オレを起こしていたのは、
マイちゃんと
まったく同じ部屋着を着たまいみだった。



髪型まで一緒…。



違うのは顔が微笑んでいないことと、
ファスナーの開き具合…。



オレは思わず固まってしまった。



「大輝⁈もう何寝ぼけてるの⁈」


「あ…あぁ…。」


マイちゃんなわけねぇか。
まいみか…。


こいつ…また胸デカくなったか…?



ファスナーは胸の上まで閉めてるが、
ピタッとした胸の膨らみは、
なかなかのもんだった。



「つか、おまえ、胸デカくなった?」


オレは手を伸ばして
まいみの胸を触った。



うん…柔らけぇ。




「きゃぁぁぁっ。大輝のバカっ‼︎」


ま、いつものことだが、
まいみはすぐ離れてしまった。


「いいじゃねぇかよ、
減るもんじゃねぇし。」


「そういう問題じゃないっ‼︎」


だいたいこれが、
お決まりのパターン。


「つか、おまえ、その服どうしたんだよ?
それ、マイちゃんデザインの
限定のやつじゃねーか!」


「え…?これ?
秋香たちがくれたの…。」


キョトンとしてまいみが答える。
そうか、あいつらか。


いい仕事しやがるな。


/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp