• テキストサイズ

〜Mint Candy Story〜

第6章 -マイ-(青峰大輝)★


昼休みのことを思い出していたら、
メールがきているのに気付いた。



…あれ?大輝からメールきてた。


なんだろ…。




《今すぐ来い!》



相変わらずオレ様だなぁ。



って、8:00にきてる…。
返信してないし、怒ってるかな…。



はぁ…。行くかぁ。


…。



ふと鏡に映った自分の姿に気づく。



『これ着て青峰くん押し倒しちゃえ!』
そう言った美央のことばが頭をよぎる。



ちがうちがう‼︎



わたしは1人で首を横に振る。



でも、この服ちょっと胸…
気になるな…。


最近…胸が大きくなったせいか、
ピタッとした胸元が気になった。



大輝の前で胸を強調するのは、
マイちゃんを意識してるみたいで
なんだかイヤだった。


やっぱり着替えようかな…。


でも…この服可愛いし…
秋香たちが言ってた通り…
可愛い服ならちょっとくらい
意識してくれる…かな。

そこまでいやらしく
強調ってわけでもないし…




わたしは結局その格好のまま、
窓をつたって大輝の部屋に行った。




ガラッ…。



「大輝〜?」


大輝はベッドで寝ていた。
よりによって
マイちゃんの写真集を顔に乗せて…。



人呼び出しといてなんのよ…。



「だーいーきーっ‼︎起きろっ!」


わたしは大輝のベッドの横に立ち、
仁王立ちで大輝の顔を覗き込んだ。



って、マイちゃんの写真集が
顔に乗ってるんだけど…。

/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp