• テキストサイズ

〜Mint Candy Story〜

第5章 -彼女-(若松孝輔)


すみれの家に着いて、
自転車から荷物をおろした。


「ありがとう。
ね、たまにはまたこうやって
一緒に帰ってくれる?」


すみれがオレを見上げて聞いてきた。


「は⁈急になんだよ…?」


「聞いてみただけー。」


「くだらねぇこと
聞いてんじゃねーよ。」


「くだらない〜?」


「べ、別に…あのなぁ、
荷物なくてもチャリくらい
いつでも乗っけてやるよ!」


「やった!ありがとう!!」


すみれの嬉しそうな笑顔に
オレの疲れはフッとんだ。



/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp