第29章 -噴水-(虹村修造)★
「あ!虹村さん!」
「虹村さん、溶けちゃいますよー。」
黒子がいち早くオレに気付き、
いつのまにか黄瀬もファンのコたちから
解放されていた。
「虹村さん!ひかりさんは⁈」
桃井が心配そうに駆け寄ってきた。
「あーとりあえずトイレ行かせた。
桃井、悪いけど、
あいつ見てきてくんねーか?」
「はい!」
桃井はすぐに走っていった。
桃井がいてくれて助かったな。
そこでオレはやっと…
メーンイベントだ。
紫原はしっかり見張っていて、
2人は正座していた。
オレがジロリと睨むと、
青峰と灰崎が固まる。
「さぁて…」
「「…‼︎‼︎」」
・
・・
・・・
・・・・
「ふ…2人ともどうしたの?」
「あらら…」
とりあえず、戻ってきた
ひかりと桃井が固まるくらい
オレは2人をシメといた。
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