第3章 課題終わんない!!:ジャーファル
セリシアSIDE
え??
「・・・あの?」
「熱はなさそうですね。」
そうじゃない!
なんで、額と額くっつけて熱を測るなんて・・・!?
近すぎ!!
ドキドキしっぱなし!!
「・・・セリシア?」
「はい!?」
なんか反射的に声出しちゃったよ?
「えと、あの・・・あっ、頭冷やしてきます!!!」
恥ずかしすぎるってば!
ちょっとでいいから、この場を離れたかった・・・。
別にジャーファルさんが嫌いなわけじゃないんだけどね?
ちなみにこの後、もう一日かかって課題は全部終わったよ。
あとで考えてみれば、一人の方がはかどった気も・・・。