第3章 課題終わんない!!:ジャーファル
セリシアSIDE
「わーーー!!!」
「どうしたんです、突然大きな声出して。」
どうしたもこうしたもない。
ジャーファルさんにはあきれられてるけど、もういいよ、うん。
「課題、終わんない・・・。」
そりゃまあ、確かにちょっと遊び過ぎた。
けどさ、ほんとにやばいってばぁぁ!!!
「課題って何の?セリシアって誰かに何か習ってたんですか?」
「いえ、そういうわけじゃないんですけど。王様にもっと頭良くなれとか言われて、課題渡されたんですよ!!」
普段のそういう勉強だ鍛練だっていうのは、ジャーファルさんが組んでくれてて、いつも王様は何も絡んでこないのに!
「しょうがない・・・。ここは見なかった「こら。」っ痛!」
その辺にあった資料で殴られた・・・。
冗談だよ、冗談。
「待ったく・・・。しょうがないですね、少しだけ手伝ってあげますよ。」
「やったーー!!」