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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第5章 オトナになろう/エレン


「動くぞ?」

『う、ん……来て』

の返事を聞いて彼女の細い指に自分を絡めた。

ギュッと繋いだ手。
ひとつになった悦びを全身で感じて心が満たされていく。

「好きだ……っ好き、…もうお前の事しか考えらんねぇ…‼︎」

『あ…ん、ぁあっ……エレン…私も、大好きだよ…‼︎』


果てる時は同時だったと思う。

必死過ぎて記憶が定かじゃないけど、の爪が痛いくらい背中に食い込んでたのは確かだ。

『ごめん……痛かったよね…?』

「全然。お前の痛みに比べたら大した事ねぇよ」

ポン、と彼女の頭に手を置いた。

嬉しそうなの顔。
どうやら今回は言葉を間違えてなかったらしい。

『エレンってさ……たまに、凄くキザな事言うよね』

そんな所が好きなんだけどさ。
最高に可愛い俺の彼女は、そう言ってふわりと笑った。



[オトナになろう]完
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