第5章 オトナになろう/エレン
やっとの思いで先端を挿入させた時、どうしようもない射精感に襲われて思わず陰茎を抜いた。
『……っ…?』
戸惑うの顔。
不安がらせてしまっただろうか。
「悪い……ちょっと、何つーか…出そうになっちまって」
やけに頬が熱い。
多分赤面してるんだろう。
でも、も俺に負けないくらい真っ赤になっている。
俺の彼女はどこまでも可愛い人だ。
『んーー……っ‼︎』
絶頂に至らないようにしながら奥まで挿れるとは苦しげに眉を歪めた。
「…っ痛いか……?」
『ん、ううん……っ平気』
襲い来る“初めて”の快感に息が上がる。
涙目で俺を受け止めている彼女の姿が相成って興奮は最高潮だ。