第5章 オトナになろう/エレン
『……っ‼︎』
胸の天辺にある小さな突起を口に含むとの身体が跳ねた。
やべぇな。
すげー興奮する。
女の子って何でこんなに柔らかいんだろう、良い匂いもするし。
「ってふわふわだな」
『えっ……?』
「パンみてぇ」
俺は褒めたつもりで言ったのだが何故か彼女は膨れてしまって。
怒った横顔すら可愛いもんだから、
またひとつ。
胸に“愛しい”が込み上げる。
『ひゃあ……っ』
彼女の後頭部に手を添えて木箱で出来たベンチに押し倒した。
驚きと期待に揺れる眼差しが俺の心を掻き立てていく。
俺は兵団支給のジーンズに震える手を掛けて、ゆっくりと自身を露わにしていった。