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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第4章 壁に耳あり/沖田


私にはちょっと……いや、かなり変わった彼氏が居る。

奉公先の茶屋に常連として通って来る彼は色んな意味で有名な男。

「よう親父、邪魔するぜィ」

真選組一番隊隊長。
器物損壊のスペシャリスト。

新聞の一面に度々踊り出るチンピラ警察官、沖田総悟。

「おや旦那。今日もサボりかい?」

「人聞き悪ィな……サボりじゃなくて正当な休憩でさァ」

総悟は店のおやっさんと談笑しながら座敷に上がった。

サラサラと波打つ栗毛。
整った顔立ちが浮かべる笑みに私は釘付けだ。
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