第3章 ロリポップ・プレイ/兵長
『似合ってるわよ、リヴァイ……とっても可愛い』
筋張った首元に巻き付いた首輪を見て、私は満足気に微笑んだ。
試しに鎖製のリードを引っ張ってみる。
「……っ」
ジャラリ。
無機質な音を立てて鎖が突っ張ると、それに合わせてリヴァイは苦しげな顔をした。
『さあ……何して遊ぶ?』
言いながら彼の身体を見やる。
露出した陰茎は一度果てたと云うのに硬いままで、今すぐにでも行為に及べそうな程だ。
『リヴァイ』
「……?」
強めの口調で彼の名を呼ぶと問いたげな視線だけが返ってきた。
憲兵の男から貢がれた高級なソファに深く腰を掛ける。
もちろん、
手にはリードを握ったままだ。
『自分で慰めなさい』
足を組みつつ言い放つと、リヴァイは予想通り反抗的な瞳で此方を睨んできた。