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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第2章 芍薬の蜜/銀時


恋は盲目だ。
どうしようもない程に。

『んん…!あ、ぁん……っ‼︎』

それは人を狂わせる。
まるで麻薬のように。

「っ……や、ば…お前ん中、マジで気持ちイイ…ッ」

もっと私を見て。
もっと私を愛して。

何もかも、忘れさせて。

『ふ…ぁっ、もう……イ、くぅ』

「俺も……っイク…!」

此処は色欲にまみれた夜の町。

布一枚挟んだ向こうでは、
恋い焦がれた男の声が響き続けている。

『はあ……っ銀、さん』

「…愛してる……もうお前は俺のモンだ、絶対誰にも渡さねェ」

恋は盲目だ。
狂おしい程に。

そして、叶わないからこそ……また更に情熱は燃え上がるのである。



[芍薬の蜜]完
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