第5章 止められない想い。【裏要素あり】
悠「ん……朝飯、食うか。」
悠は私の頭にキスを落とすと、微笑んだ。
そんな彼に私も笑顔を返す。
「うん!今日はフレンチトーストだよ~」
悠「お、いいね。楽しみ。」
そう言い彼は朝食を食べるべく、テーブルへと向かった。
私はそのすぐ後ろからフレンチトーストを盛り付けたお皿をもってついていく。
「はい、召し上がれ♪」
悠の目の前にお皿を置くと、彼は目を細めて微笑んでいた。
悠「…すげーな。めっちゃうまそう。」
私は彼の向かいの席に腰を下ろす。
悠が両手を合わせ、いただきます、と言ったので、私も同じく手を合わせた。
雑談しながらの二人での食事はとても楽しくて、悠は私の作ったフレンチトーストも美味しい、といって食べてくれた。
あんなに喜んでくれて頑張って作った甲斐があったよ~///
私は一人喜びを噛み締めていたのだった。
悠「あー旨かった。まじで、ありがとう。…朝からお前と一緒に居られるってだけで幸せなのに、こんな旨いメシ食えるなんてマジ最高すぎる。」
「悠……///私も一緒に過ごせて幸せだよ……でも、喜んでくれてよかった…///」
私がニコニコと微笑んでいると、カタンという音ともに目の前の悠が立ち上がった。
そのまま私の傍まで来ると、腰を屈めた。
ちゅ
彼の顔が近づき、唇に熱を感じた。
悠「美味しかったから……ご褒美。」
柔らかく微笑む悠の笑顔に、胸がトクントクンと鼓動を速めていく。
そのまま彼を見つめていると、フッと悠が笑った。
悠「何……?……足りなかった?」
射抜くような目で見つめ返され、私の顔に熱が集まっていく。
答える代わりに、私は頷く。
彼の愛がもっと感じたい___
悠「………いいよ。」
言葉に続き、与えられる熱は再び私の唇に重なると、すぐに熱い悠の舌が、私の口内を侵食していく。
「んっ……はぁ……んんっ……ふぁっ///」
彼の舌は私の舌に絡み吸い付き、卑猥な水音をたてながら、深く深く交わっていった。