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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第5章 止められない想い。【裏要素あり】


「………おはよう… 悠…///」



寝起きも驚くほど格好良く、その姿に私は心臓の鼓動が速まるのを感じた。



悠「朝一で、お前の顔見れるなんて……めちゃくちゃいいな。すげー幸せ……」



そう言うと悠は私の頭に顔を埋めた。



「うぅ~~~~////!!」



嬉しさと恥ずかしさのあまり唸る私の頭を、彼はポンポンと撫でた。



悠「ははっ…何だそれ?どうして唸ってんの?」



笑う彼をちらりと見上げると、悠は目を細め、こちらを見た。



「………だって…… 悠が、…凄く…嬉しいこと言ってくれたんだもん……///」



そう照れながら伝えると、彼は私の頭にキスを落とした。



悠「……あんまり可愛いこと言ってると……朝から抱くぞ?」


悪戯に笑う彼。

もちろん私の顔は真っ赤っか。



こんなやり取りが幸せで堪らない。



凄いな、悠は……

一緒にいるようになってから、いつも私を幸せでいっぱいにしてくれる………



悠「……どうする?俺は、朝飯と…お前、どっち食えばいい……?」



射止めるような彼の熱い眼差しにぐらりと理性が傾いてしまう。



「わ、わ(たしを食べて)___」

悠「フッ、冗談だよ。せっかく朝飯作ってくれたんだろ?冷めない内に食べないとな。……それとも、花音を……食べてほしかったか?」



危うくとんでもないこと言いそうになり、また赤面してしまう。



「う~~~///!! 悠の意地悪っ!…… 悠には、フレンチトーストあげないんだから~!」



ムッとする私を悠は優しく微笑み私の頭を撫でながら嗜めた。



悠「ごめんって。…つい、花音が可愛くてからかっちゃったわ。だから…機嫌直せって……」



ちゅ、とリップ音とともに唇に熱が触れ離れると、彼は私の耳元に口を寄せる。



悠「フレンチトースト…食わせてくれないなら………代わりにお前のこと喰っちゃうけど大丈夫?」



「____/////!?!?」



悠によって、朝から私の心臓は落ち着く間もない様子だった。
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