第4章 それぞれの独占欲。
私を見る悠の眼は妖しく光る。
服の上をなぞる悠の指はゆるゆると敏感なところを行き来している。
「んっ手…掴まれた…だけだよっ?」
悠「へぇ…花音は誰にでも簡単に触らせるんだ?」
悠は笑みを見せるが、その笑顔は怒りを帯びていた。
「っちがっ!簡単に…なんて触らせてないっ!」
悠「…花音は誰のものなの?」
「私はっ!悠…だけのもの…だよ?」
悠「へぇ……。海斗に漬け込まれる隙見せてたくせに。」
悠は私のパンツのボタンを外し下ろすとショーツの中へと手をいれた。
彼の指は私の硬くなったところを執拗に責め立てはじめる。
強い快感に敏感になっている私の体はいとも簡単に達してしまう。
「あっあぁーーーーっ」
体は熱くなり、体の奥はジンジンと疼き、彼の熱を求めているのがわかる。
悠「……またイッたの?本当エロいね。お前。ここも…濡れてコリコリ」
硬くなったところを悠の指は強く擦り、その度に私の体は強い快感に襲われ、淫らな息を吐く。
「やっぁ……だめぇ…」
悠「ダメじゃないだろ?……こっちもすごいことになってるよ?ほら……ビチャビチャ。」
悠の指は私の蜜の溢れた蕾へと埋まっていき、中を犯していく。
ニチャッグチュッーーー
更衣室の中に広がる淫らな水音。
壁一枚向こうには他のスタッフやお客さんがいると思うと、イケナイコトをしている自負と恥ずかしさでさらに感じてしまう。
「はぁっあっ悠……っやぁっ」
悠「そんなエロい声出していいの?花音が俺に入れて貰いたがってるの聴こえちゃうよ?」
「ーーーーっ!?」
悠「俺は聴かしてやりたいぐらいだけど?花音は俺のものだって。」
グチュグチュと淫らな音をたてながら、悠の指は私の中を出たり入ったりを繰り返し、その都度、蕾の中に隠れている敏感な部分を突いてくる。
私は達する度に口を手で押さえ、漏れでる淫らな声を殺した。