第4章 それぞれの独占欲。
悠「お前のこんな姿……他の奴には見せねぇよ。花音は……俺だけのものなんだろ?」
そう言うと悠は私のショーツを一気に下ろした。
すぐに私の体はこの先に来るであろう甘い刺激を期待し、疼く。
悠の指が抜かれ、私の蜜でドロドロになった指を悠が舐める。
堪らなくなり私は懇願してしまう。
「悠…っもぅ欲しいよぅ……っ」
悠は口許に笑みを見せると巻いていたエプロンを乱暴に外し投げ捨てると、自分のパンツのジッパーを下げた。
すぐに私の濡れた中心に彼の硬くなったモノがあたる。
悠「…欲しいの?」
彼の熱は私の硬くなったところを擦り、甘い刺激を与えている。
ーーーでも、こんなんじゃ足りないよ……
私は頷き、彼の問いに答える。
悠「じゃ、後ろ向いて…腰…つき出して?」
私は言われた通り壁側に向き直し、手をついた。
そして、お尻を悠のほうにつきだし、足を開く。
自分の格好が恥ずかしくて目をつぶり唇を噛む。
悠はするりと、私のお尻を撫で上げると蜜の中心に自分の反りたつ熱を当てた。
悠「……いい子だね。そんなに欲しいんだ?これ…。」
悠の硬いモノが先の方だけ私の蕾の入口を出入りする。
もどかしさのあまり私は自ら腰を振ってしまう。
「悠っもぅっ……早くぅっ……」
悠「もう海斗に触らせないって約束するなら…入れてやるよ。」
耳元にかかる熱い息と悠の熱っぽいかすれた声に耳すらも犯され、体を疼かせる。
「約束…するっ…。私が欲しいのは… 悠だけだからぁ」
悠「お前の体…俺じゃなきゃ満足できないようにしてやるよ。」
ーーあっ悠のが…入ってくるーー?
悠「ほら……欲しいの、入れてやーーー」
ーーーーコンコンッ
突然、ドアをノックする音が部屋の中に響く。
それと同時に私たちは動きを止めた。
ゆり「悠さーん??着替え中ですかぁ??」