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恥ずかしがりやの彼女を素直にさせる方法

第4章 それぞれの独占欲。


大学に着くと、菜奈と合流した。
2限の講義を眠気眼になりつつも、乗りきることができた。


今は、二人でカフェテリアでランチをしている。


菜奈「そ・れ・で!悠さんとはどうなのよ!?花音が悠に惚れてんのはバレバレだからねー!」



さすが、菜奈!
やっぱりバレてましたかw



「あーうん……////」



色々なことを思いだし、思わず顔が熱くなってしまう。
菜奈は私の様子を見て、目を輝かせた。



菜奈「ちょっ!!もしかして!もしかしたのっ!?」



私は観念して今朝までの出来事を話すことにした。





ーーーーーーーー





私が話している間、恋バナ好きな菜奈は目をらんらんと輝かせ楽しそうな様子だった。
自分で話ながら、改めて今までのことが事実だったことに驚かされた。



「ーーーという、感じなんです///。」




菜奈「………花音!!!!」




突然菜奈に抱きつかれ、驚く私。




菜奈「……すごいよ!悠さんと両思いだなんて……!よかったねぇ!」




「本当に自分でも驚いてるんだけどね。まさか自分が悠の…か、彼女なんて……///」




菜奈「本当にすごいことなんだよ?だってね、私がバイトで知ってるだけでも悠さん色んな女の人に何度も告られてるけど、全く相手にしてなかったし……彼女一筋って言い張って、遊んでる感じも全然ないし。」




「そ、そんなにモテてるの…?確かに凄くカッコイイけど……///」




菜奈「そりゃもちろん!あんだけの超イケメン、みんな放っとかないでしょw。…私が知ってるだけでも、お客さんとか昔のバイト仲間とか大学の子とか……。ちなみに昔のバイト仲間は悠さんに振られてバイト辞めちゃったけどね。」




改めて悠のモテっぷりを実感してしまう。
"彼女いる"って言ってても何人にも告白されてるなんて……凄すぎる。
悠の面倒くさがっていた様子を思い出す。

イケメンも大変だなぁ……と思う反面、不安が押し寄せてくる。




……でも、改めて私でいいのかな………



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