第9章 風邪を引いて… 〈夜久衛輔〉
*夜久
ずっと
思っていた朱鳥への想い。
朱鳥を見ると涙を流していて慌てた。
夜「え…ちょ朱鳥…?ごめん!変なこと言って…!!」
だけど朱鳥は首を横に振った。
「ち…違うの……。その……嬉しくて………。
きっと…私も
やっさんが…好き。」
その言葉にドキッってした。
「今まで近くにいすぎてわかんなかったけど…私、…やっさんに恋してた…!!!」
ボロボロ涙を流しながら顔を赤くして言う。
もう我慢出来ずに俺は朱鳥を抱きしめていた。
夜「ありがと…スゲー嬉しい…。」
「うん…私も…。」
朱鳥はそう頷き抱き返してきた。
それから優しいキスをした。