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【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜
第9章 風邪を引いて… 〈夜久衛輔〉
目を瞑りながら
人に看病されるのってこんなにも安心するのだと思った。
両親共に仕事が忙しいため小さい頃から家では一人が多かった。
だから風邪を引いたって1日看病されることはなかった。
ずっと我慢してたかもしれない。
仕事忙しいのに心配かけちゃいけないって。
でもホントはずっとそばにいてほしかった。
ガサガサと物音がして私は目を開けた。
やっさんが立ち上がってどこかへ行こうとした。
「どこいくの?」
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