第59章 年下男子〈岩泉一〉
集合するとすると私の事を知らない一年生たちが不思議そうにこっちを見ていた。
溝「あーそっか一年は初対面か。こいつは俺の従妹で、小、中、高とバレーやっていて今も体育大学でバレーやってるんだ。確かに高校で一回全国行ったんだっけ?」
「一回じゃないって二回!幸ちゃん何回も言ってんじゃん!」
溝「あーそうだっけ?悪かったって!
と、まぁそう言うわけで、男子よりパワーは無いけど、実力はあるから大学が長期休日のときはこうして指導者として来てもらってるんだ。」
それを聞いた一年生たちは少し納得したようだった。
「という訳で黒羽朱鳥です。五日間よろしくね!」
こうして、五日間の指導の日々が始まった。