第57章 敵わない相手〈花巻貴大(松川一静)〉
貴・松「「俺の女(妹)に何の用だよ?」」
貴大くんとお兄ちゃんが私の前に立って守ってくれた。
「貴大くん……お兄ちゃん……。」
男4「…っ!」
男2「な、なんだよ。こいつら。行こうぜ!?」
男3「あ、あぁ!!」
男子たちは人数ではあっちの方が多いのに二人の迫力?に負けて去っていった。
貴「大丈夫か朱鳥?」
「うん、ありがとう。」
松「ったく、気を付けろって言ってるだろ?」
「ごめんなさい。」
貴大くんに心配され、お兄ちゃんに注意された私は安心して少し涙が出た。