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【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜
第50章 もし……叶うなら〈松川一静〉
そして大会の日
捻挫は完治してた。
コンディションも万全だった。
なのに………。
女子シングルスの決勝、私は負けてしまった………。
悔しくて、涙が溢れるほど出た。
表彰式を終え、荷物をまとめて会場を出ようとしたとき、そこに松川先輩が立っていた。
「松川先輩……。……ごめん、ちょっと先行ってて。」
私は友達を先に行かせた。
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