• テキストサイズ

【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜

第48章 図書室での恋〈木葉秋紀〉


そんなある日。


「あ、五時間目の予鈴鳴った。」

この予鈴を聞くとなんだか寂しい気持ちになる。
もっとこの時間が続けばいいのにって…。



木「じゃあそろそろ行きますか。」


「そうだね。」


それから読んでいた本を本棚に返して図書室を出ようとしたとき。


木「なぁ黒羽、今日部活終わるまで待っててくれねぇ?」


「?別にいいけど。どうしたの?」


木「ちょっと本屋寄りたくてさ付き合ってくれね?」



「うん、わかった。でも、バレー部にも本好きな人いるでしょ?そっちとじゃなくていいの?」



木「まぁいるけどよ、黒羽の方が本の好みとか合うからさ。」

「そう?まぁわかったじゃあ待ってるね。」

木「おう、サンキュー!」



そう約束して私たちはそれぞれの教室に戻った。


初めての彼からの誘い。
私は放課後が待ち遠しかった。


これってデート?
でも、付き合ってるわけじゃないし、あっちだって友達としてだけかもしれないし…。


私の中でいろいろな感情が入り乱れた。

/ 781ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp