第36章 好きになってくれるまで〈木兎光太郎〉
しばらく二人で並んで歩いた。
んで俺は気づく。
朱鳥がマフラーをしてないことを。
いつもしているはずなのに。
木「なぁマフラーどうしたんだ?いつもしてたじゃん?」
「あ~朝慌ててて忘れちゃったんだ。」
そう笑った朱鳥は少し寒そうだっだ。
木「じゃあ俺の貸してやるよ!!」
俺は自分に巻いていたマフラーを朱鳥の首に巻いてやった。
「えっ!?いいの?寒くない?」
木「へーきだって!!さっきのココアのおかげであったけーし!俺、彼氏だからな!」
「うふふ。ありがとう。あったかい。」
そのときの笑った顔がめちゃくち可愛いかった。