第26章 桜日和 <赤葦京治>
学校に着くと
昇降口の近くの掲示板に
クラスの振り分け表が貼られていた。
「あ、私3組…!赤葦くんは!?」
京「俺も3組。」
「ウソ!?じゃあさ部活は?もう決めた!?」
京「まぁ…応バレー部。」
「マジで!?私男子バレー部のマネージャーにしようと思ってるの!!」
京「えっマジ?」
「うん!!何か運命感じちゃうね〜!!!
あ、私のことは朱鳥って呼んで?これからほとんど顔会わせるんだし仲良くしたいからさ!」
「じゃあ俺のとこも京治でいいよ朱鳥。」
「本当!?うんよろしくね!!
これから3年間一緒に頑張ろうね!!」
彼女は嬉しいそうに微笑んだ。
クラスに行くと
席も隣同士だった…。
本当
"運命"ってのを
感じてしまう。