第25章 別にシスコンじゃねーよ 〈黒尾〉
そして部活後…
校門の前で隠れて待っていると体育館の方から朱鳥が歩いてきた。
そして隣には…バスケ部らしき男子が…。
リ「あー!!あの人です!!あの人!!」
リエーフが指差して大声を出す。
夜「バカ!!リエーフ!気づかれるだろ!!」
それを夜久が止めて黙らせた。
研「あ…。俺あいつ知ってる」
山「マジか!?」
研「うん…だって同じクラスだもん。たしか木村…葵って名前。」
海「手…繋いでないから付き合っては無いかもな…」
山「イヤわかんないスよ!!まだ学校敷地内ッスから!!」
犬「でもなんか2人とも楽しそうッスね!!」
朱鳥とその木村葵って男子と回りの会話を聞くたび俺の不安は大きくなるばかりだった。