第11章 本当は優しい君だから 〈影山飛雄〉
再び黙り混む。
飛「……さっきのことなんだけど……付き合うってことでいいのか…?」
そう飛雄くんが言い出した。
「…蛍ちゃんとあんな話しといて今さら言う…?」
気が楽になったからか少し笑って答えた。
飛「…//」。
すると飛雄くんが再び私に手を伸ばして抱きしめられた。
温かくて安心する。
やっぱり私は飛雄くんが好きなんだと今でははっきりわかる。
飛「ありがと…ごめんな……。」
飛雄くんが抱きしめたまま耳元で言う。
「うん…私も。」
それに私も答える。
そっと腕の中から話されると優しいキスをした。