第5章 大宮のイチャイチャ
3人で、たくさん遊んで
櫻井さんとも打ち解けた。
「あ、そうだ。二宮くん」
「はい?」
「ライン交換しない?」
「あぁ、いいですよ」
僕と櫻井さんは、ラインを交換した。
そして、櫻井さんは立ち上がって
「じゃ、俺そろそろ帰るわ。
じゃぁ、またね」
『またねー』
手を振って、櫻井さんは帰っていった。
「にの~ごめんね?」
「なにがです?」
「翔くん呼んじゃってて」
「あぁ、本当だよ!ばーか」
「ふふ、素直じゃないね」
「は?意味わかんない」
ライン♪
「あれ、櫻井さんからだ」
「ニノ気に入られたのかなー?ふふ」
「っるさい、別に返さないし」
「なんでー?翔くん悲しむよ?」
「んなこと言ってると帰るよ?」
「え・・・」
うるっとした目で見ないで。
勝てないでしょう・・・。
「あぁもう!嘘ですよ嘘」
「ふふ、ニノ~ちゅ~」
「だめです」
「やだ、ちゅ~」
別に、付き合ってるとかじゃない。
仲がいいだけだ。
僕はそう思ってる。
「まったく・・・」
「んっ・・・」
ちゅ・・・
水の音が部屋に響く。
しばらく、僕たちは甘い音をたてながら
キスをしていた。