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君にもう一度~赤と黄色~

第9章 罰ゲーム


「ほら、目を瞑って」

「え」

櫻井さんは、ちょっととまどいながらも

目を瞑る。

「二宮くん?」

「櫻井さん。僕、翔さんって呼んでもいいですか?」

「え?あ、うん。もちろんだけど、もう目あけていい?」

「だめですよ。ふふ」

ちゅ

「ん!?!??!」

僕は、翔さんに長めのディープキスをした。

翔さんは抵抗することなく、トロっとした表情に

なっていった。

口を離すと、翔さんは目を開けた。

「あの・・・」

「今日は帰って寝るといいですよ。」

「おr「あ、お水も忘れずに・・・ですよ」

にこっと僕は笑って、翔さんの鞄を持って

ちょっと強引に、翔さんを玄関まで押して行った。

「じゃぁ、気をつけてくださいね。」

「あ、二宮くん俺・・・」

「ごめんなさい、僕疲れたんで、早く帰ってくれません?」

「あ、ごめん。俺・・・ごめん・・。」

「またな」そう言って、翔さんは暗い夜道へ

消えていった。
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