第8章 誘ってるなら…
俺はアイスを受け取り、口に入れる。
そしてまたレイに渡す…と見せかけて腕を掴み、キスをする。
さっき食べたアイスの残りもレイの口に入れた。
「ん…んん…」
苦しそうにしていたから離してやった。
でもその苦しそうな顔も可愛いんだけどな。
「うん!やっぱりガ〇ガ〇君は美味しいね~!」
そう。レイに口移ししただけでは何も反応はない。
初めての時はすごい顔を真っ赤にしてたとか聞くけど、レイはそんなことはなく、普通にしてた。
銀「レイ。こっちおいで」
まるで小さい子を呼ぶようだ。
俺のその行為に少し怒りながらも、俺の膝の上に乗った。
銀「レイ。俺にどうして欲しい?」
耳元で呟かれると、何の話かは分かるだろう。
だが…………
「エアコン買って欲しい」
………わざとなのか?
銀「そういうのじゃなくて…」
服の上から軽く胸を押す。
ビックと反応はするが、一瞬だけでまたいつも通りになる。
「銀ちゃん…やりたいの?」
少し上目使いで聞いてくる。
銀「ああ」
彼女がこんな格好してて襲わないほど、俺は紳士じゃねぇ。