第8章 誘ってるなら…
「今日も暑いね~」
また下着を着ないで白い服を着てるよ…。
しかも汗で透けてるよ…
…って!別に俺見てる訳じゃないからね!
ただ目に入っちゃうんだよ!
「全く…銀ちゃんが扇風機壊すから…」
万屋にはエアコンがなく、ただ一つの希望も、先日脆く散っていった。
「ん~!暑い日にはアイスだよね!」
さっきジャンケンで負けたレイが渋々買ってきたアイスを食べていた。
味はガ〇ガ〇君ソーダ味
「銀ちゃんも食べる?」
俺に差し出したのはレイの食べかけのアイス。
銀「あ…ああ」
最近は、レイの行為によって俺達はキスをしていなかった。
そのせいか、間接キスなんかでも結構照れる。
「食べかけでいい?」
机に座ってる俺に渡すに為に、少し机に跨がったような状態になる。
その時に、少しはだけた薄い着物から胸が見える。
って!だから別に見たい訳じゃねぇんだよ!
ただ、どうしてもあのでかさだと目に着くんだよ!