第4章 人は時に吸血鬼になる
総「一体何か所刺されたんでぃ?」
「う~ん・・・全部合わせて30くらいじゃないかな?」
30・・・そんな刺されるか?
「総ちゃんは刺されてないの?」
総「ああ。刺されてもせいぜい5箇所ぐらいですぜぃ」
「やっぱり蚊取りせんこう使わないで寝てたからかな・・・」
総「ついでに言えば窓開けてたんだろ」
「へ~よく知ってるね」
総「土方さんを抹殺する儀式を行う時窓が開いてんのが見えたんでぃ。ついでにお腹だして幸せそうに寝てやした。」
「そうだったっけ?まぁいっか」
全部塗り終わったらしく「ありがとう」と言って返してもらった。
ここで俺はあることを思いついた。
総「そんなに刺されるのはレイの血が美味しいってことですかねぃ」