第4章 人は時に吸血鬼になる
あれから数日後・・・
「っ!」
総「どうしたんでぃ?レイ」
「いや~蚊に刺されたとこがかゆくてさ~」
総「痒みどめは持ってないんですかぃ?」
「うん・・・。総ちゃん持ってない?」
総「あ~あったような・・・」
タンスの中やいろんなとこを探してると発見するもんだ。
総「あ~あったあった。」
振ってあるかを確認すると、少しだけあった。
「ありがとう」
受け取ると刺されたとこを順に塗りだした。
少し搔いたらしく、沁みて痛がってる姿をみると可愛いなぁと思ってしまう。
なんたって俺はsだからな。
人の痛がってる姿をみてなんも思わないわけがねぇ。