第4章 人は時に吸血鬼になる
「へ?」
総「まぬけ面・・・」
キョトンとした顔をしてるレイを押し倒して首筋に強く噛みついた。
「痛っ!総ちゃん・・・痛い・・・」
赤い血が滴り落ちる前になめとった。
総「鉄の味・・・」
まぁ血の味がうまいとは思ってなかったけどレイの血だと思うと嫌ではなかった。
「どうしたの?急に」
総「まぁ蚊にそんな刺されるレイの血がどんな味なのかとな」
「血の味なんてみんな同じだよ」
笑ってるレイの顔が可愛くて少し見とれていた。
総「好きなやつの血がまずいわけねぇだろ」
顔が赤くなったレイの顔は笑った顔よりも可愛くてそそられる。
総「可愛いやつ」
少し乱れた前髪を整えてやると照れた顔がよく見える。
「/////////」
でもこの可愛い顔を見ていいのは俺だけ。
「大好きだレイ」