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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第6章 接吻 ※R18


ぐったりしたサラの額に
優しくキスを落とすと
ユーリはまつ毛を伏せて
自分のシャツのボタンを外し
するりと床に落とした。


肩で息をしながら、
ぼんやりと見つめるサラ。


引き締まった美しい身体が
月明かりに照らされ
古傷が浮かび上がる。
なんとも言えない儚さと艶めかしさ。
サラは目を奪われていた。


「見惚れちゃった?」


ユーリが首を傾げ悪戯っぽく笑う。
サラは慌てて視線を逸らす。


ユーリはクスクス笑いながらズボンを脱いで
サラの脚の間に割り居った。


「何も考えられなくさせてあげる」


首を傾げ
口元を妖しく緩めながら
射抜くような眼差しを向けてくるユーリ。


どきりとサラの胸が跳ねる。


ユーリはサラの花びらに自身をあてがうと
ゆっくり静かに腰を沈めた。


「っ…んんんっ…」


くちゅり…
小さく水音がして
ユーリ自身をすべて飲み込むと
サラの中はきゅっきゅっっと
可愛らしくヒクつく。


ユーリは、
吐息を吐き出し
眉根を寄せて目を細めサラ見下した。
大人っぽく、妖艶なその表情に
サラの背中は粟立った。


(いつものユーリじゃないみたい)


サラから目を逸らさずに
ユーリはゆっくりと身体を傾ける。


「痛い?」


「あ…少し」


「俺の背中に腕を回して
痛かったら
爪立ててもいいから」


ユーリはサラが捕まりやすいように
更に身体を傾けると
そっと腕を回させた。


「優しくするね」


ユーリはサラを安心させるようににっこり笑い
ちゅっと水音を立てて口づけをすると
ゆっくりと律動を始めた。


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