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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第6章 接吻 ※R18


(えっ!?)


と同時に鈍い痛みが走る。


「痛っ」


サラは小さく声を漏らす。
その反応に驚いたユーリ。


(今、痛いって……)


明らかに
これまでとは違う動揺を見せているサラ。


「………もしかして、ここ
触られてないの?」


「えっ………うん………」


ユーリは大きく目を見開いた。


(それって……)


思わずサラに抱き付き
壊れそうなほど抱きしめる。


「ユーリっ、苦しいよっ…」


(最後まで
されたわけじゃ
なかったんだ…)


胸に広がる安堵。
そして
沸き上がる、どうしようもないほどの独占欲。


「ユーリっ、どう…したの?」


ユーリは腕の力を緩めると


「………ごめんね、
何でもないよ」


そう言って
優しく微笑みかけた。


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